借金がある人は借金をしてしまう?お金がない人を襲う負の連鎖について解説します!

お金の悩み

こんにちは、カッズ―です

今回は、お金に関する疑問を解決していきたいと思います

みなさんの周りには、お金がなく常に借金・ローンを組んでいる人はいませんか?そういう人たちを見て、

疑問もつ氏
疑問もつ氏

なんで、借金を返すために借金をするのだろう?長期的に見て、苦しくなることがわからないのかな?

お金について疑問持つ氏
お金について疑問持つ氏

お金がない人は、なぜ目の前のことしか見えなくなってしまうのだろう?お金に余裕がない人は、目の前しか見えてない気がするわ…

このような疑問が出るのではないでしょうか?

客観的に見たら、その行動は自分を苦しめることになるのはわかりきっているのに多くの人がその行動をとってしまいます。これを「ただ頭が悪いだけでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、実は全く関係ないのです。

どんなに頭が良くて、金融の知識が豊富でもこのような行動をとってしまいます。今回は何故、そのような行動をとってしまうのかを解説していきます!

この記事を見ることによって、

「お金がないことが、どれだけ恐ろしいかわかった!」

「人格の問題ではなく、足りない・不足することが原因なんだね」

「お金をもっと大切に扱おう!」

このように考えを改めることが出来るはずです!この記事で、お金の大切さを再認識していきましょう!

記事の構成はこのようになっています!

なぜ、お金がない人は借金に借金を重ねてしまうのか?

なぜお金がない人は、長期的に見て自分を苦しめる行動(借金・ローン)を取ってしまうのでしょうか?

この疑問について、たいていの人は

「責任感のなさの表れだね」

「金がない人を言葉巧みに騙す金融機関が悪い!」

というような答えを出します。これらは間違った回答です

この答えでは、お金がない人の中でも「お金を上手に貯めていく人」と「もっとお金が無くなっていく人」に分けられるはずです。ですが、現実は違います。

お金を稼げる人はさらに稼ぎ、お金がない人はさらにお金を無くしていきます。持つものと持たざる者の差は開くばかりなのです。

これが何を意味しているかというと、「お金がない人」はお金を無くす行動を積極的にとってしまっているということです。知能やIQは関係ないのです!

このブログを読んでいるあなたも、お金が無くなったらどんどんお金を無くす行動をとってしまうのです!その理由は、、

お金がない人は、トンネリング効果を引き起こし目の前のことしか見えなくなってしまうからです

※トンネリング効果とは、トンネルの中に入ったら外の風景が見えなくなるの同じように、周りが一切見えなくなってしまうことです。視野狭窄に陥ると理解していただいて構いません!

このトンネリング効果を引き起こすことにより、人は目の前の利益に飛びついてしまうのです。その行動が将来の自分を苦しめると気づかずに…。

トンネリング効果の恐ろしさ

疑問持つ氏
疑問持つ氏

お金が無くなるとトンネリング効果が出るのは分かった!でも、具体的にトンネリングでどんな行動を引き起こしてしまうのだろう?

トンネリング効果がもたらすデメリットは、2つあります。それは、

・現在バイアスを強化する
・認知能力が低下し、軽はずみな行動をとってしまう

順に解説していきましょう!

現在バイアスの強化につながる

1つ目の、「現在バイアスの強化」について解説していきます

※現在バイアスとは、今の自分を将来の自分よりも大切に感じること

トンネリング効果が起きると現在バイアスが強化されてしまい、今すぐ返さなければならない借金のことばかりに気を使ってしまいます。その借金を返すために、借金をすれば将来の自分はもっと悲惨な目に合うはずなのに…。

図で解説すると、

非天マザー 出典

この第3領域にばかり、目が行ってしまい第2領域に意識が向かなくなってしまうのです!

借金返す氏
借金返す氏

おいおい、借金を返すことが重要じゃないってことかよ?そんなわけないだろう

もちろん借金を返すことは重要です。

ですが、借金している人にとって本当に重要なのは、借金を返し切り将来の自分を楽にしてあげることです。これを考えず、目の前の返済ばかりに気を取られる人は、間違いなく第3領域に生きています。

目の前のことに集中し、将来を考えない。言葉だけ聞いたら、「今を生きる」というようにカッコいい生き方に思えます。しかし、現在バイアスに陥っている人は「今に集中」しているのではなく、未来を無視しているだけなのです。この事実をしっかりと理解しておきましょう。

認知の能力が低下する

2つ目の「認知能力が低下する」について解説します

なぜ、トンネリング効果で認知能力が低下するのかというと

常にお金のことが頭にあり、自然とマルチタスクを行ってしまうからです

同時に2つのことをやる・考えることをマルチタスクと言います。このマルチタスクは、最近の研究で、脳の処理能力を下げてしまうという結果が出ているのです。

借金をしている・お金がない人は、このマルチタスクを常にしているようなものです。なぜなら、目の前のことばかり(お金の不安)に目が行き、それが頭の大部分を占拠してしまうからです。

みなさんも、「心配事があり、仕事が全然手につかなかった…」という経験あると思います。借金している人は、ずっとこの状態が続いているのです。考えただけでも恐ろしいですね。

色々な研究でも、「足りない」ことによる不安やストレスが脳の処理機能の低下を招くのことが分かっています。さらに悪いことに、貧困の人たちは過度な喫煙者や肥満の人たちが多い傾向にあることが分かっています。

この傾向が起きるのも認知能力の低下が原因です。処理能力が落ちた結果、自制心が枯渇して欲望のまま行動してしまうのです。

自制心は、私たちの生活になくてはならないものです。

「毎日、面白くもない仕事に行く」

「毎日、小言を言ってくる上司を殴りたい欲求を抑える」

「毎日、牛肉を買いたいけれど鶏むね肉を買い続ける」

このような当たり前の行動にも自制心をかなり使っています。もしも、自制心が全くなかったら「仕事に行かない」「上司を殴る」「牛肉を買いまくる」というような愚かな行動をとってしまうのです。

欠乏が欠乏を生むから抜け出すためには?

ここまで読んで、このように感じた人がいるかもしれない

借金しまくり氏
借金しまくり氏

借金をしている人は、さらに借金をする愚かな行動をとってしまうってことでしょ?それって、もう借金している人は、絶望ってことじゃないか!

そんなことはありません!欠乏が欠乏を生む負のスパイラルから抜け出す方法はあります。その方法は、

クリティカルシンキングを鍛えることです。

欠乏による負のスパイラルは、トンネリング効果(視野狭窄)によって引き起こされます。これに対抗するためにクリティカルシンキングを鍛えるのです!

クリティカルシンキングとは、直訳すると「批判的思考」と言います。ここでの批判とは、相手を貶す意味ではなく、正しい証拠と客観的な意見を用いて答えを出すということです。

クリティカルシンキングの鍛え方については、今後書いていきたいと思いますので楽しみにしていてください!

まとめ

  • 借金をしている人が、愚かな行為をするのは性格的な問題ではない(誰でも陥る)
  • お金が不足していると、トンネリング効果(視野狭窄)を引き起こす
  • それによって、現在バイアスと認知能力の低下が起きてしまう

以上が、この記事で伝えたかったことです。

お金がない人が、もっとお金を無くす行動(借金等)を取ってしまうのは、お金がないせいです。決して、「頭が悪い」「欲望に弱い」ということではないのです。

つまり、あなたもお金が不足すると愚かな行動をとってしまうということです。借金は借金を生み出します。これに対して最も良い対策は、「お金を不足させない!」ということです。

現在借金をしている人は、クリティカルシンキングを鍛えてトンネリング効果を防ぎましょう!

この記事が少しでも皆さんのお役にたてたなら幸いです。

では、また!

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