こんにちは、カッズ―です。
今回は、目標を達成するためのポジティブ思考とネガティブ思考の使い方を書いていきます。
まずみなさんは、目標を達成できる人はどんな人だと思いますか?
そんなの、行動力があって物事をポジティブに捉えることが出来る人に決まってるじゃん。
ネガティブ思考じゃないのは確実ね。成功しているスポーツ選手とか見ても、全然悲観的じゃないもの
と、このような答えを出すのではないでしょうか?
この回答は半分正解で半分間違いなのです。その理由は、この後の記事を見ればよく分かってくると思います。
目標を達成したいのなら、ポジティブ思考とネガティブ思考を上手に使うことが重要です。
では、その理由を見ていきましょう。
今回の記事はこのようになっています。
そもそもポジティブ思考・ネガティブ思考とは?
昨今では、ポジティブ思考が成功の鍵というような本をよく見かけます。
確かに、ネガティブな人より良いイメージがありますよね。
ではみなさんにここで、質問です。ポジティブ思考とはどういうものでしょう?
どうですか?意外と回答に詰まるのではないでしょうか。
私はポジティブ思考を、、、、
楽観主義な人だと思っています。
物事を楽観視して捉えるので、物事を素早く実行することが出来るのです。
成功している人のイメージがこの性格なのも納得ですね。
動き出しが早い人は、成功しやすいに決まってますからね。
では、反対にネガティブ思考はいったいどんなものなのでしょう。
答えは楽観主義の人とは反対の、、
悲観主義の人だと思います。
何をするにも、「失敗するかも」「どうせ俺なんて……」というような思考をしてしまう人のことですね。(私はこっちの性格です)
これでは、確実に成功できないように見えますね。失敗が怖くて行動が起こせないですから。
ここまで聞いて、
ほら、やっぱりポジティブ思考の人の方が成功するじゃん。ポジティブ主義最高!!!!
と思った人がいるのではないでしょうか?
それは間違いです。ポジティブ思考だけでは、必ず失敗してしまいます。
次にその理由を解説していきます。
ポジティブ思考の罠
確かに、ポジティブ思考の人は行動が早いです。
「自分は出来る」と考えるため、モチベーションが保ちやすいんですよね。
しかし、それは悪い1面も持ち合わせているのです。
ある研究によれば、ポジティブ思考の人は行動力が高いですが、現実離れした期待を抱きやすいという結果が出ています。
これの何がいけないのかというと、ささやかな成果を正当に評価しなくなることです。
新しいことにチャレンジしてすぐに成功する方が稀です。
ここで、「前よりちょっと進んだな」と少しの進歩を褒めてあげることで、モチベーションは保たれます。
しかし、極度のポジティブ思考の人はそれは成長していないと捉えてしまうのです。
つまり、ポジティブ思考の人は行動に移すのも早いですが、挫折するのも早くなってしまうのです。
ポジティブとネガティブを組み合わせる
では、目標を達成するためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、
ポジティブ思考とネガティブ思考を組み合わせればいいのです。
・ポジティブ思考のいい所は、行動が早い所、すぐにやる気がわくところです。
・ネガティブ思考のいい所は、どんな失敗をしてしまうかを真剣に考えるところです。
この両方のいいとこ取りとは、
失敗を計画に組み込み、事前にその対策を練っておくこと
これがあれば無敵です。ポジティブ思考とネガティブ思考の協力ダックです!!
人が目標達成をあきらめる瞬間は、想定しない壁に阻まれた時です。
しかし、その対策を事前に用意していれば挫折することは無くなります。
例を挙げてみましょう。目標が「テスト良い点を取る」だとします。
では、この目標を達成するうえで、想定できる壁を挙げていきます。そして同時に対策も練っていきます。
- 勉強内容が難しすぎる→対策は先生や頭の良い友達に聞く
- 勉強のやる気が起きない→友達と一緒に勉強する
- 勉強の時間がない→やらなくてもよい時間の使い方がないか探す
このように対策が事前に練ってある状態では、安心して目標に向かうことが出来ます。
まとめ
- ポジティブ思考やネガティブ思考の極振りは、目標達成を妨げる
- ポジティブ思考は失敗を想定して計画することをしないので、挫折が多くなる
- 大事なのは、ポジティブとネガティブの中間をとること
- 計画の段階で、どんな失敗が起こりそうか考え、対策を練っておく
これが、目標達成するうえで重要なことなんです。
自己啓発書では、「失敗を考える」という大事な部分が抜けてしまっている傾向にあります。
もちろん、「自分は失敗するかも」という考えはつらいですよね。
しかし、この辛い作業は必ずあなたの目標達成をサポートしてくれます。
私も、皆さんと一緒に頑張って目標を達成していきたいと思います!
では、また!
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