こんにちは、カッズ―です!
今回は心の悩みについて書いていきます
早速ですが、皆さんに1つ質問があります
あなたは、内向的・内気な性格ですか?
世界的に見ても日本人は内向型の人が多いと言われています。私もかなり内向的で、ずっと悩んでいました。
「あの人みたいに、もっと喋るのが上手になりたい。」
「人前で、堂々と話せるのはすごいな」
このような思いを常に抱えて生きてきたんです。
ですが、今は自分が内向的であることを誇りに思っています。今回の記事は、内向的な性格を悩んでいる全ての人に役に立つ記事になっています。
この記事を見終わった後には
「無理に外向的にならなくてもいいんだ!」
「内向型のメリットもたくさんあるじゃん!」
「内向型に生まれてよかった!」
と、思えるようになるはずです。
記事の構成はこのようになっています
内向的な性格とは?
内向的ってどういう人たちのことを指すの?俺は内向的なのか外向的なのかわからないな
では、まず内向型と外向的な人の違いについて説明しましょう!
外向的な人と内向的な人との最大の違いは、
高刺激を好む・低刺激を好むかということです
例を挙げてみます
外向的な人の場合(カラオケ)
俺は、大人数の中で歌うのが好きなんだ!1人カラオケ?
それって何が楽しいの?って思っちゃうね
内向的な人の場合(カラオケ)
私は、1人や少人数でカラオケに行くのが好きかな!
1人カラオケでも、十分に楽しめるわ!人数が多いと、気を使っちゃうのよね…
このように、多くの刺激を楽しめるのが外向的な人であり、そんなに多くの刺激を必要としなくても楽しめるのが内向的な人たちなのです。
他にも、
- 大きなリスクは冒さない
- 邪魔されずに「没頭できる」仕事が好き
- 他人と衝突するのが嫌い
- 文章の方が自分を表現できる(まさに私のこと)
- 考えてから話す傾向にある
- 1度に複数のことをするのがとても苦手
このように感じている方は、内向的であると考えられます。逆に、これに全く当てはまらない人は真の外向型人間と呼べるでしょう!
なぜ、内向的な性格がダメだと思ったのか?
内向的な性格ではダメだ…、頑張って外向的な性格にならなくては
多くの内向型人間は、このように考えをもっていると思います。
ですが、性格はその人の「個性」であってそこに優劣はないはずです。
「背が高い・低い」「足が大きい・小さい」といったようなことと同じなのです。では、内向的な人は自分の性格が嫌いな人が多いのは何故なのでしょうか?
その理由は、
私たちが、外向型の人間を理想とする世界で暮らしているからです!
みなさん、学生時代を振り返ってみて下さい
いつもクラスの中心にいる人物はどんな人でしたか?人気がある生徒はどんな人でした?
「喋るのがうまく、人付き合いがとても良い人」
「積極的に発言をして、いつもクラスを盛り上げるムードメーカー」
このような人たちだと思います。発言をせず、クラスの隅で文庫本を広げているような生徒は人気者にはなっていないはずです。
私も学生の頃は「外向的な性格だったら良かったな」と強く思っていました。この考えに至ったのは、当時の担任に言われた一言が原因でした。
私の中学では文化祭は劇をやるのが恒例で、中学3年の時に目立つ役を引き受けてしまいました。1,2年の時は裏方をやっていたのですが、当時の担任の先生に「自分の殻を破ってみよう」と言われたてやらされることになりました。
先生は、「もっと積極的に前に出てほしい」という気持ちから出た一言だと思います。ですが、私は「積極的に前に出るのがえらいこと。消極的ではダメなんだ!」と言っているように聞こえてしまったのです。
この経験から「積極的に行くのはえらいこと。後ろでもじもじしているのは悪」という考えになっていったのです。多かれ少なかれ、似たような経験を持つ人はいると思います。
このような経験を重ねることによって、私たちは内向的なことはダメなことと思わされてしまったのです。
内向型のメリット
積極的な行動がとれない内向型の人より、どんどん前にでる
外向型の人の方が良い気がするんだけど…
確かに、積極的に前に出る行動をとるのは外向型の特徴です。その点だけで見たら、内向的な人に勝ち目はありません
ですが、内向的な人にもたくさんのメリット特性があるのです
それが、
・集中力が高い
・金銭的に苦しくなることが少ない
・創造性に富んでいる
順に解説していきましょう
集中力が高い
1つ目の「集中力が高い」について解説していきます
内向型の人は、物事に対する集中力が外向型の人よりも高いことが分かっています。
この理由は、内向型の人が激しい刺激を好まないため、1つのことに取り組む(集中)ことが出来るからです。逆に外向型の人は、新しく、激しい刺激を好むので1つのことに対する集中力の維持が難しいのです。
「読書をしていたら、いつの間にか1日経っていた」
「ブログに没頭していて、ご飯を食べるのを忘れてた」
「勉強をやっていると時間が経つのが早いんだよね」
内向型の人ならば、このような経験はあるでしょう。これほどの集中力は、内向型の人だからこそ発揮出来るのです。
内向型が高い1つのことに高い集中力を発揮するのは分かった。
でも、集団で何か(スポーツなど)をする時はその集中力って発揮されないんじゃないの?
その心配は必要ありません。
内向型の人間は、集団の中でも高い集中力が発揮できることが分かっています。スポーツの世界でトップクラスの選手になる人は、内向型の人が多い傾向にあることが分かっています。
この理由は、内向型の人が集団練習よりも個人練習を好むためと言われています。個人練習で何かに集中している方が、より高い知識を身に着けたり、パフォーマンスを向上させたりすることが出来る。
この事実を表している有名な実験があります。実験内容は、次の通りです。
バイオリンの専門学校に通う生徒を3つのグループに分けます。
- 将来、世界的なソリストになれるほどの実力を持った生徒
- 専門学校の中では「優れている」と言われる生徒
- 演奏者にはならずに、バイオリン教師になろうと思っている生徒
この3つのグループの時間の使い方について調べたところ、驚くべき事実が判明しました。
それは、
高い実力(世界的なソリスト)を持つ人たちは、多くの時間を集団練習ではなく個人練習に充てていたということです。
もちろん、この傾向はあらゆる分野でも確認されています。
このように内向型の人は高い集中力を発揮することです。
金銭的に苦しくなることが少ない
2つ目の「金銭的に苦しくなることが少ない」について解説していきます
内向型の人たちは、金銭的に苦しくなることが少ないです。その理由は、
周りの目を気にしないので、見栄を張った買い物・自慢のための買い物をしないからです
反対に外向的な人は、周りの目をに気にしての買い物が多くなりやすい特徴があります。何故なら外向型の人は積極的に人と関わろうとするため、どうしても周りの目を気にしての買い物が多くなってしまうのです。
人の目を気にしての買い物をしていては、お金がいくらあって足りません。これに関してはみなさん納得していただけるはずです。
私も内向型の人間ですが、自分を着飾るものには全く興味がありません。自分が周りからどう見られるかをあまり気にしないので買う必要がないのです。
でも、なんで内向型の人は周りの目を気にしないの?どっちかっていうと
おどおどして周りの目を気にしてるばかりのイメージがあるよ?
まず、おどおどしている=内向型ではありません。内向型の人の意識は自分に向かっていることが多いので、周りの目を気にすることはありません。
むしろ、外向的な人の方が周りを気にしておどおどしてしまう傾向にあります。そのため、自分を強く見せよう・金持ちに見せようとして外向型の人はどんどんお金を使ってしまうのです。
創造性に富んでいる
3つ目の「創造性に富んでいる」について解説していきます
- アイザック・ニュートン
- アインシュタイン
- J・K・ローリング
- スティーブン・スピルバーグ
彼らの共通点は一体なんだと思いますか?
実は、過去の偉人たちの多くは内向型が多くいることが分かっています。それは、内向型が創造力に富んでいることに起因しています
この事実を調べた有名な研究あります。
研究内容は、
- 建築家
- 数学者
- エンジニア
- 科学者
- 作家
などの各分野で大きく貢献した人々のリストを作成し、その人たちの共通点を調べるというものでした。
その結果、素晴らしい創造性に富んだ人たちは「内向型」の傾向が強かったのです
なんで内向型の人は、「創造力」に富んでいるの?
内向型の人が創造力に富んでいる理由はいろいろあります。その1つに、孤独(個人で考えること)は革新の大事な要素となることが挙げられます。
また、内向型の人は目の前の問題に集中できることが挙げられます。問題解決に関係のない遊びや人間関係にあまり時間を割かない傾向にあるのです。
もちろん、「外向型の人は全く創造性がない」と言っているわけではありません。外向型の人たちにも、創造力に富んでいる人たちはたくさんいます。
私が言いたいのは、内向型の性格は決して外向型の劣化などではない!ということです。この記事を通してこの事実を知って欲しいのです。
まとめ
- 内向型は外向型にないメリット特性を持っている
- 具体的には、「集中力が高い」「金に苦労しづらい」「創造力に富んでいる」
- 内向型・外向型に優れるは一切ない!
以上がこの記事で伝えたかったことです。
実のことを言うと、私も学生の頃は外向的な性格になりたいな…と思っていた時がありました。それで外向型を装って人と接していた時期はありました。
しかし、精神的に辛くなってきたので諦めることにしました。自分を偽っていれば、当然ですがメンタルが持たなくなったのです。
大事なのは、「自分は自分、他人は他人」という意識です。あなたは私になれないように、私もあなたにはなれないのです。
内向型の人のメリットはこの記事で書いてきました。内向型に生まれたことを幸運に考え、このメリットを生かして活きましょう!
この記事を見て少しでもみなさんが自分に自信を持っていただけたら幸いです。
それでは、また!
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