こんにちは、カッズーです
今回は、人生が一気にハードモードに変わってしまう考え方10選について書いていきます。
今回の記事を読むことによって、
- 何だかわからないけど、いつもモヤモヤする
- 人生が苦行のように感じてしまう
- もはや生きていること自体がきつくなってきた
このような悩みを解決することが出来ます。
恐らくこのような悩みを抱えている多くの人は、
物事の認知にゆがみが生じていると思います。
その歪んだ認知を直すことによって、人生をイージーモードにしていきましょう!
今回の記事の構成はこのようなものになっています
人生がハードモードになる考え方10選
まずは、人生がハードモードになる考え方をについて書いていきます。
- 全か無か思考
- 一般化のしすぎ
- 心のフィルター
- マイナス化思考
- 結論の飛躍
- 拡大解釈と過小評価
- 感情的決めつけ
- すべき思考
- レッテル張り
- 個人化
この10個のうち1つでも当てはまったら、
人生が一気にハードモードに変わってしまうのです
みなさんも、似たような物事の考え方をしてないかをチェックしていきましょう
特に、
なんだか最近、疲れが取れないんだよね。もう何をするにしてもやる気が起きないんだ…
このような人は、しっかりとこの記事をチェックしていって下さい。
もしかしたら、複数の思考の歪みを持っているかもしれません
では、1つずつ解説を入れていきたいと思います
全か無か思考
この考えは、物事を白か黒かで考えるような二者択一的な思考のことです。
「100%完璧にこなせないと失敗だ」というような考え方をするので、
無闇に自分を責め立ててしまう傾向にあります。
分かっていると思いますが、現実は白と黒だけで分けることは出来ません
どっちにも属さないグレーゾーンがあるのに、それを許すことが出来ないと
人生はつらく、険しいものになってしまいがちです。
例
「ダイエットに失敗した自分は負け組だ」
「志望する企業に入れなかったらもう人生は詰んだ」
「今月の売り上げ目標に届かなかったからクビになる」
一般化のしすぎ思考
たったひとつでも良くないことが起きると、
それを物事全てに当てはめてしまう思考のことです。
たったひとつのことで人生は決まらないのに、さもそれが人生を決定づけたかのように感じてしまうのです。
例
「○○さんにlineして無視されたから、俺は誰にもモテないんだ…」
「こんな簡単なことで失敗してるなら、私はずっと失敗だらけの人生だ」
「結婚しようと約束した人に振られた。俺は一生結婚できないんだ…」
心のフィルター思考
たった1つのよくないことばかり、目がいってしまう思考のこと
現実には、1つくらいいことがあるはずなのにそれに全く目が向けられなくなる現象
みなさんも友達に言われた何気ない一言が気になって、
1日中その事ばかり考えてしまった経験はあると思います。
例
「会社の業績が悪くなって給料が減った…人生でいいことは一つもない」
「正月に実家で太ったと言われた。その言葉が気になって外に出るのが嫌になった」
「日経平均株価が下がった…日本はもうおしまいかもしれない」
マイナス化思考
すべての出来事にマイナスの解釈を加えてしまう思考のこと。
俗にいう、「ネガティブ思考」と考えてもらって構いません
なんでもマイナスの方に考えを持っていってしまい、生きづらくなります
例
「今日は夫との会話がなかったから、もう夫婦の関係は冷え切ってしまった…」
「友達に電話したら反応がそっけなかった。私は嫌われてしまったんだ」
「打順が8番になってしまった。監督は自分には期待していないんだ」
結論の飛躍思考
根拠もないのに、自分にとって不利で、悲観的な結論を出してしまうこと。
重要なのが、全く根拠がないということ!
他人が何を考えているかはわかる訳もないのに、読めている感覚になっている
さらに、自分をわざわざ傷つける考え方をしてしまう思考
例
「最近は、上司に話しかけてもらえない。きっと期待外れで、もうすぐリストラに合うんだわ」
「同僚の集まりに俺だけ呼ばれなかった…全員に嫌われてしまっているんだ」
「ダイエット中にお菓子を食べてしまった。もう私は、ダイエットを成功することは出来ない」
拡大解釈と過小評価思考
自分の失敗や短所は過大に考え、
成功や長所は過小評価してしまう歪んだ思考のこと。
このような考え方をしていると、自己評価が低くなってしまいがちになってしまい。
結果的に、うつ病や抑うつなどになってしまう傾向がある。
例
500点満点中490点をとっても、「自分は満点も取れないんだ」と落ち込む
夫に「味付けが薄い」と言われた。「きっと私は料理がすごい下手なんだわ」と感じている
「俺は、2打席連続で三振した…もうレギュラーになることはないだろう」
感情的決めつけ
理性ではなく、感情で物事の決断をしてしまうこと。
現在の自分の感情を参考に決めてしまうため、
気分が乗っているときは、楽観的に物事を考え
気分が落ち込んでいるときは、悲観的に物事をとらえてしまう傾向になる。
なので、日によって決断のばらつきがみられることが多い。
例
落ち込んでいる状況
「この投資を始めてみようと思ったけど、絶対失敗するからやめておこう。」
「新しいチャレンジなんて出来るわけがない。現状維持のままでいいよ」
気分があがっている状況
「この投資は絶対に成功するに決まっている。だからどんどん投資しよう!」
「新しいチャレンジ(無謀な挑戦)をどんどんやっていこう。失敗しても何とかなるべ」
すべき思考
「~すべきだ」「~でなければならない」という考え方のこと
自分で考えた基準により、自分の追い込んでしまうケースが多いです
ちなみに私が最も陥りやすい思考がこの~すべき思考です
特に私は食生活に気を付けているので、
「お菓子を食べてはいけない」
「野菜を食べなくてはいけない」
といったような考え方をしてしまいがちです。
もちろん自分の作った決まりを守るのは大事ですが、
それが自分を縛ってしまうならば、本末転倒なので気を付けましょう。
例
「男は外で稼ぎ、女は家を守っていくべきだ。」
「ブログは毎日書かなければ意味が無いんだ」
「部下は、上司が帰るまで職場にいなければならない」
レッテル張り
「自分はダメ人間だ」というように、極端なレッテルを張ってしまうこと
「一般化のしすぎ」の極端な形ともいえる。
みなさんも経験はあるのではないでしょうか?
例
あの人は、「大雑把な人」だから細かい仕事が出来るわけがない。
あの人は、「怒らない人」だから何をしても許されると思うよ
このような考えを日常的にしている人が、とても多いと思います
個人化
自分に関係がないことまでも責任を感じてしまうこと
よくないことがあると、すべて自分のせいのように思えて、
結果的に罪悪感で自分を責めることになってしまう。
例
「息子が受験に落ちたのは、自分がしっかりしていなかったせいだ」
「世界で戦争が無くならないのは、自分の力が足りないからだ」
「コロナウイルスが世界でまん延したのは自分のせいだ」
以上が人生をハードモードにする10の考え方です。
1つでも当てはまったら、とても危険な状態です。
この10の思考の対策とは?!
先ほど挙げた10の思考は、どれも認知の歪みが原因です。
じゃあその認知の歪みを直し方を教えてくれよ!すぐに直してやるぜ
そうしたいのは山々なのですが、認知の歪みを直すのはとても難しいのです。
なぜなら、認知の歪みは自動思考で行われるからです。
自動思考とは、要するに勝手に行ってしまう思考ことです
勝手に行ってしまう思考ですから、防ぐことが難しいのは理解できると思います。
だけどここで終わってしまったら、
じゃあ、自動思考には何もできないの?!このブログの意味ねぇじゃん!
となるのでしっかりと解決法を挙げていきたいと思います。
自動思考が浮かんできたときにすべきことはただ一つ、
何もせず、起こった感情を見守ってあげること
これが対策になります。
は?!それだけ?そんなわけないでしょう
このような人たちのために、詳しく解説していきます。
なぜ自動思考の対策が「見守ること」なのかというと、
思考の特性に関係があるのです
実は、自動思考は長続きしないという性質を持っています
なので起きてしまった自動思考に構わずに放っておいたら、自然とぞの思考は無くなってしまいます
逆に、「こんな考えをしてはいけない」というように
自動思考に立ち向かってしまったら、永遠のループにはまってしまうので注意しましょう!
どうですか?とても簡単な解決法だと思います。
まとめ
- この記事で挙げた10の思考に、1つでも当てはまったら危険
- この思考は、自動的に行われるので完全に防ぐのは難しい
- 自動思考は長続きしない特性を持っているので、放っておくが1番
以上がこの記事で伝えたかった内容です
うつ病や抑うつになる人は、
今回挙げたような認知の歪みが原因の人が多いです。
自動思考に立ち向かうのは、
負けが確定している「負けイベント」を永遠とし続けるようなものです
そんな「負けイベント」に参加するのはナンセンスです。
放っておきましょう!
そうすれば勝手に相手はいなくなっていきます
幸せな人生を送るためにも、認知の歪みには気を付けて生活していきましょう!
この記事が少しでも皆様のお役に立てたなら幸いです。
では、また!
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