こんにちは、カッズーです。
今回は、マインドフルネスについて解説していこうと思います。
この記事を見ることによって、
- マインドフルネスって聞いたことあるけど何なの?
- 今の瞬間を生きるとはどういうこと?
- マインドフルネスには興味あるんだけど、基本的なやり方ってあるの?
といった疑問・悩みを解決していきます
きっとこの記事を見た後には、
よっしゃー!今日から、マインドフルネス3時間やってやるぜ!
という気持ちになると思いますよ!
記事の構成はこのようになっています。
マインドフルネスって?
まずは、マインドフルネスとは何なのかを説明していきましょう
結論から言えば、
未来や過去に意識を向けずに、今この瞬間にのみ意識を向けること!
これがマインドフルネスで最も大事なことです。
おいおい、今に意識が向いていない人なんているわけないだろう!
多くの方はこのように考えると思います
しかし、本当にそうでしょうか?
「家で家族と過ごしているのに、頭の中は次の日の仕事のことでいっぱい」
「過去の失敗を悔やみ、いつまでも引きずってる」
「いつもスマホに気を取られ、目の前の相手に集中していない」
恐らく、多くの方がこのような経験をしているでしょう
このような行動をとってしまうのは、「今」を生きることが出来ていないからです
当たり前ですが、私たちは「今」を生きています。そして変えられるのは今、この瞬間だけです。変えられない過去や未来にとらわれてはいけません
つまり、今を生きることに集中することでのみ、素晴らしい未来が切り開かれるのです!
マインドフルネスになるための具体的なやり方
では次に、マインドフルネス状態になるための具体的な方法について解説していきます。
私がおすすめする方法は、
「マインドフルネス瞑想法」と呼ばれるトレーニングです
これは3分間の間、呼吸だけに意識を集中し続けるトレーニングです。
これを聞くと、
えっ?!3分間呼吸に集中するだけ?そんな簡単なことでいいの?
と思うかもしれません。
しかし実際にやってみるとわかると思いますが、3分間、呼吸だけに集中するのは非常に難しいと気づくはずです。
呼吸だけに集中しようとしても、心は、大部分の時間をさまよい、意識が一つのことから別のことへと次々に移っていくはずです。
特に、仕事などで不安を抱えている人は、瞑想を始めてすぐにものすごい不安に駆られると思います。
「明日の締め切りに間に合うだろうか」「明日の会議でうまく商品の説明が出来る気がしない」
こんな感情が瞬時に湧き上がってきます。
ここでみなさんがやりがちなのが、
こんな感情は俺は感じていない!どっかいけ!何とかしてこの感情を防ごう!
このように、湧き上げってきた感情を無理やり押さえつけたり、感じていないように振舞ってしまいます。これは、瞑想をするうえで最もしてはいけない行動です。
みなさんも経験はあると思いますが、
感情は抑えれば抑えるほど強力に抵抗してきます。1度頭に浮かんだ思考を自分の意志で消し去ることは不可能なのです。
例えるなら、水の上でバランスボールを水に鎮めようと上から押さえつけているようなものです。頑張れば頑張るほど、バランスボールは激しく抵抗しますよね?
感情もこれと同じなので、無理に押さえつけてはいけません。
じゃあ嫌な感情が湧き上がってきたらどうすればいいんだよ?!
この質問の答えは、「ただ放っておく」です!
感情の特性上、ずっと心に残っているわけはありません。突然現れ、突然消えてしまうのが「感情」というものです。なので、ただその感情を見守っておけば、そのうち無くなってしまいます。
ここが「マインドフルネス瞑想」を行う上で最も大切なことです。浮かんできた思考をただ客観的に観察して、思考自体は何も悪さをしていないと気づくことがとても重要なのです。
そして余計な思考が消え去ったところで、また呼吸に意識を集中する。これをひたすら繰り返していくだけです。
この瞑想を毎日つづけることで、
あ、今自分は未来(あるいは過去)のことを考えてた!今やってることに、集中しなければ!
この気づきが自然と出来るようになるのです。
そして、この気づきが出来るようになると「マインドフルネス」の状態に近づいて証拠です!
マインドフルネスを実践することによるメリット
次は、マインドフルネスの状態を手に入れることによって得られるメリットを上げていきます。
結論から言えば、
- 仕事のストレスからの解放
- 人間関係の改善
- 時間のストレスからの解放
が、マインドフルネスによって得られるメリットです
順番に解説していきましょう
仕事からのストレスの解放
1つ目は、仕事のストレスからの解放です
なぜマインドフルネスを行うと、仕事ストレスから解放されるのか?
その答えは、
マインドフルネスを行うことで、自分の思考を客観的に見ることが出来るようになるからです
私たちが抱える仕事のストレスとは、
「ミスをして怒られた」
「部下が中々言うことを聞いてくれない」
「残業ばかりで気が滅入ってしまう」
だと思っていませんか?
この回答は、半分正解で半分間違えといったところです。実は本当のストレスとは、この後にくる自動思考によって生み出されます。
「自分はミスをしてばっかで、全然だめだ。きっと俺の人生はミスばっかの人生なんだ」
「部下が言うことを聞いてくれないのは、自分の管理能力が低すぎるからだ」
「残業ばかりしているのは、自分が無能だからだ」
先ほどの事実に加えて、こんな自動思考が浮かんできたことはありませんか?すべて根拠もないことなのに、まるでそれが本当のことのように思考していませんか?
起きてしまった事実は変わりません。しかし、そこに自分でわざわざマイナスの解釈を加えて追い打ちをすることは褒められたことではありません。
仏教の世界ではこれを「第一の矢」「第二の矢」と呼びます。第一の矢を完全に防ぐことは難しいですが、第二の矢を防ぐことは出来ます。
えっ、もしかしてマインドフルネスで第二の矢って防げるんじゃないの?
まさにその通りです。浮かんできた思考に抵抗せず、客観的に見てあげることが出来れば、第二の矢は完全に防ぐことが出来ます。
マインドフルネスを行っていない人は、この浮かんできた自動思考に抵抗をしてしまい、余計に矢が刺さってしまうという悲しい結末になってしまうのです。
これが、マインドフルネスにより仕事のストレスから解放される仕組みです
人間関係の改善
2つ目の期待できるメリットは、人間関係の改善です。
この改善の理由は、マインドフルネスを実践することによって目の前の相手にのみ注意を向けることが出来るようになるからです。
は?目の前の友達に注意を向けてないわけないだろ!
この意見の人は多いと思います。
ですがよく考えて下さい。
「仕事の悩みをばかり考えていた」
「Twitterの通知が気になってつい見てしまう」
「違う友達からのラインが来て見てしまう」
このような経験はあると思います。どれも今に集中していなく、スマホや仕事に意識を取られています
友達からのラインやTwitternの通知が来てみてしまうのは仕方なくない?それくらい別にいいと思うんだけど…?
これはとんでもない勘違いです。
実は、
会話中にとスマホを見る行為(これをファビングという)は、人間関係を一瞬で崩壊させてしまうという研究結果が出ているのです。
しかも恐ろしいことに、スマホ自体をいじっていなくてもテーブルの上などの目に見える位置にスマホを置くだけで、人間関係が悪化してしまうのです。
これは当たり前のことで、相手がスマホをいじりだすと
「自分の話は面白くないのかな?」
「私といるのは、あんまり楽しくないのかな?」
と、このような感情が芽生えてしまうのです。
なので、スマホに気を取られずに相手に注意を向けることが出来るように、マインドフルネスで鍛えていきましょう!
時間へのストレスからの解放
マインドフルネスを鍛えることによって、時間へのストレスからも解放されます。
なぜなら、
時間がないと感じるのは、未来(あるいは過去)に意識を向けているからです
みなさんも経験があるはずです。特に仕事をしている時などに感じやすいと思います。
「10分後にあれをやって、次にあれをして、最後にあれをしよう!」
「子供の迎えに行った後、買い物をして、夫の料理を作らなければ」
こんな風に頭で未来の予定を考えていると、「時間がない」という感覚になってしまうのです。この原因については以前の記事で詳しく書いているのでぜひ見て下さい!
意識が未来や過去にばかり目を向けずに、「今」に意識を向けることさえできれば、時間が足りないなんて感覚にはなりません!
よってマインドフルネスを鍛えることによって、時間によるストレスから解放されるのです。
まとめ
- マインドフルネスとは「今」に意識を集中して生きている状態
- 「今」に集中するためには、マインドフルネス瞑想を行うのが効果的
- 今を生きることで、仕事、時間、人間関係のストレスから解放される
以上がこの記事で伝えたかったことです。
この記事を見て少しでも、
マインドフルネスってすごい!自分も少しづつでいいからやってみる!
マインドフルネスをやることによって、こんなメリットがあるならやってみたいぜ!
今回の記事を書くにあたって参考にした本は、マインドフルネスストレス低減法という本です。もっとマインドフルネスについて知りたいと思う方はお勧めです!
他にも、ストーリー形式でマインドフルネスを学べる最高の休息法もお勧めです。特に、本を読み慣れていない人でも、楽しく学ぶことが出来ます。
今回はこれで終わりたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
では、また!
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