「スマホをやめたくてもやめられない…」というあなた!スマホを手放せない理由とその対策について解説します

健康の悩み

こんにちは、カッズ―です

今回は、

スマホ依存症氏
スマホ依存症氏

休みの日は、ついついスマホをいじって1日が終わってしまうんだよね。いじらないぞと思っても、気づいたらスマホに手を伸ばしてしまっているんだ…

スマホいじりすぎるさん
スマホいじりすぎるさん

1日をスマホでつぶすなんて、もったいないとは思ってるわ。でも、ダメなのよ。脳がスマホを欲してしまうの…

という悩みを解決していこうと思います。似たような悩みを抱えている人は、多いのではないでしょうか?

せっかくの休みを趣味や好きなことに使えないのは非常に持ったないことです。これはみなさん納得していただけると思います。でも、ついついスマホに手が伸びてしまうのです。

一体、スマホの何がこんなにも人を依存させるのでしょう?そして、この問題に解決方法はあるのでしょうか?今回の記事はこの疑問に答えを出す記事になっています。

記事の構成はこのようになっています

スマホが手放せなくなる最大の理由

私たちは何故ここまで、スマホに夢中になるのだろうか?

結論から言えば、

スマホをいじろうとすることによって、私たちはドーパミンを大量に放出するからです。

ドーパミン氏
ドーパミン氏

ドーパミンが出るのって、何かをしている時じゃないの?何かをする前にもドーパミンって出るの?

ドーパミンをこのように理解している人が多いと思います。ですがドーパミンの最大の役割は、「何に集中するか」を選択させることにあります。つまり、ドーパミンは行動を促す原動力なのです。

例でいえば、食事が分かりやすいと思います。

おなかがすいている時に、目の前においしそうなお肉が出てきたらすぐに食べたくなりますよね。この瞬間、ドーパミンが放出され「今すぐ目の前の料理を食べたい」という気持ちになるのです。

このような行動を促す役割を担っているのがドーパミンなのです!そして、スマホも一緒です。

目の前にスマホがあったりLINEの通知音が聞こえたら、大量のドーパミンが放出されて「今すぐにスマホをいじれ!」と私たちに訴えかけるのです。この状態になったら私たちは抗えません。

あなたは、空腹の時に美味しそうな料理が出てきても無視することは出来ますか?

絶対に出来ないですよね。同様に、スマホいじりたくなる衝動も無視することは出来ません。それほどまでにドーパミンの力は強力なのです。

スマホを見るとドーパミンが出る理由とは?

スマホをいじってしまう原因は、ドーパミンにあることは理解していただけたと思います。

ですが同時に、このような疑問を持ったのではないでしょうか?

食事大好き氏
食事大好き氏

食事でドーパミンは出るのは理解できた。生きるうえで欠かせないことだからね。でも、スマホは生きるうえで重要じゃないのに、なんでドーパミンが出るの?

この疑問を持った人はかなり鋭い人です!

確かに、ドーパミンは生きるうえで重要な行動をとる時に多く放出されます。一見、スマホは生きる上では必要ないものなのでドーパミンが出るとは思いません

ですが、実際にはスマホをいじろうとするとドーパミンが大量に放出されています。ということは、脳が

脳みそ氏
脳みそ氏

スマホは生きるうえで欠かせないものだ!もっとスマホをいじらせるために、ドーパミンがをもっと放出しよう。

と考えているわけです。実は、スマホには昔は生きるうえで欠かせなかった3つの要素が含まれているんです。

その3つとは、

  • 知的好奇心を刺激する
  • 期待を高める
  • 承認欲求を煽る

順に解説していきましょう!

スマホは知的好奇心を刺激する

1つ目の「知的好奇心を刺激する」について解説していきます。

知的好奇心は私たちが生きるうえで欠かせないものでした。なぜなら、

「雲があの動きをしたら、天気はどう変わるんだろう?」→急な天候の変化に対応できる

「マンモスが注意散漫になるのはどんな状況なのだろう?」→狩りが成功しやすくなる

「魚が多く取れた日に共通点はあるのだろうか?」→魚が沢山とれるようになる

このように、周囲の環境を知ることは生きることに直結していました。なので自然は、人間に新しい情報を探そうとする本能を与えたのです。

好奇心ゼロさん
好奇心ゼロさん

新しいことなんて知りたくもないわ…、私は好奇心ゼロの女なの

知りたいという欲求が全くなかったら、私たちはここまで生き残ることは出来なかったでしょう。

そして、スマホはこの知的好奇心を刺激するのです

スマホは、次々と新しい情報・知識が流れてきます。脳はこれを重要なことだと思い、ドーパミンを出してスマホをいじらせようとするのです。しかし、この情報の中にほとんど重要なものはありません。

ニュース見る氏
ニュース見る氏

でも、私はスマホでニュースをみているのよ!ニュースを見ることは、別にいいことなんじゃない?

この考えも実は間違いです。詳しく知りたい方は、以前に私が書いたニュースダイエットのすすめを読んでみてください。

人間は、新しい情報=重要な情報と勘違いしてしまうのです。つまりスマホをいじりたくなる原因の1つは、勘違いによって引き起こされているということです!

スマホは期待を高める

2つ目の「期待を高める」について解説していきます。

人には絶対に手に入れる物より、たまにしか手に入らないものに魅力を感じる特性があります。

パチンコやギャンブルなどが分かりやすい例ですよね。たまに大当たりが出るからこそ、人はあそこまでギャンブルに熱中できるのです。

疑問持つ氏
疑問持つ氏

でも、なんで人はたまにしか手に入らないものに魅力を感じるのだろう?

この疑問は、原始時代を想像すると答えが見えてきます。

原始時代では、食料がいつ手に入るかわからない不確定な状況が当たり前でした。そこで、人間は不確定な状況こそ率先して行動できるように進化したのです。この進化によって、人はここまで生き残ることが出来たのです。

もし、

確定している氏
確定している氏

狩りに行っても、絶対に食糧が手に入るわけではないから行かない。確定している時しか行動に移さないわ!

このように進化していたら、人間はすぐに絶滅していたでしょう。原始時代に確定していることはないのですから。

この「不確実性を好む」特性をスマホは刺激するのです。

スマホは常にさまざまな連絡や電話が来てます。その時に脳が、「何か大事な連絡かもしれない」と不確定な期待にドーパミンを出すのです。

大抵はスマホをいじっている時よりも、LINEの通知音が来た時の方がドーパミンが出ているのです。好きな人がいるときにLINEが来て「○○ちゃんからの連絡かも!」と期待する感覚が分かりやすいと思います。

大体そういう時は親からの連絡だったりするんですけどね笑笑

このように不確定な期待をさせる仕組みがスマホにあるので、私たちはスマホを手放すことは出来ないのです。

スマホは承認欲求を刺激する

3つ目の「承認欲求を刺激する」について解説していきます

これはみなさんは1番理解できると思います。フェイスブック、インスタグラム、Twiiterなどでいいねがついた時、とても気持ちよくなりませんか?

この感覚を味わいたくてSNSをやっている人も多いと思います。

疑問持つ氏
疑問持つ氏

でも、なんで人はそんなに周りに認められたいんだろうね?これも、もしかして原始時代に関係あるの?

正にその通りです。法律や罰則などがない原始時代は簡単に人に裏切られます。なので「自分は周りかどう思われているのか」を気にするように進化しました。

人から承認されている状態の時は、裏切りに合う確率がかなり低くなるので人間はそれを求めるようになったのです。

これがスマホを手放せない3つ目の理由です。

誰でも手軽に出来るスマホ対策!

えっ?じゃあ、俺たちはスマホによって操れるしかないの?だってスマホをいじりたくなるのは、人間の本能みたいなものなんでしょ?

確かに、スマホは人間の本能をくすぐる性能を持っています。だから、スマホはこれほど世界的に広まったのです!

では、私たちは脱スマホをすることは出来ないでのでしょうか?私たちの世界がスマホを中心に回ってしまうのでしょうか?

答えはNOです!

スマホを触りたくなる衝動を抑える手段。それは運動です

新しい情報がどんどん出てくる今の世の中で、スマホを触りたくなる衝動を我慢するには運動が最適なのです。

衝動性を図るストループテストという実験では、1番成績が良かったのは数か月間定期的に運動を行ったグループでした。このグループは楽に衝動を抑えることが出来ます。

もちろん子供も同様で、定期的に運動している方が衝動性も抑えやすく、勉強の成績も良いという結果が出ています。

疑問持つ氏
疑問持つ氏

でも、なんで運動することによって衝動性を抑えやすくなるの?関係なさそうじゃない?

この質問の答えは、私たちの祖先が定期的に体を動かしていたことに関係している。もちろん昔は、スーパーなどはないので、狩りのために毎日体を動かしていました。

人類が最も脳を集中・覚醒させるときは、まさに「狩り」の時間だったんです。狩りの時にボケッとしていたら、すぐにライオンのランチになってしまいます。

もちろんこの時に、「○○したいな」などの衝動も抑えることができます。余計な衝動も排除しなければ生き残ることは出来ませんからね。

これが、運動によって衝動性が抑えられる理由です。

わからない氏
わからない氏

でも、いきなり運動をしようと言われても何からすればいいかわからないよ!

もちろん最初は散歩やジョギングなどで構いません。それに慣れてきたら、徐々に運動の強度を上げていきましょう!

運動する時間がないという方は、以前に私が書いた「時間がない人向けの運動」の記事を読んできてください

まとめ

  • スマホは、私たちに備わっている本能を刺激するので中々手放せない
  • 「好奇心を刺激する」「期待を高める」「承認欲求を刺激する」この3つがスマホを手放せない理由
  • 対抗策としては軽い運動を行う

以上がこの記事で伝えたかったっことです。

人間の本能を刺激しているのですから、「スマホをやめよう」という意志で対抗するのはかなり厳しいことが理解していただいたと思います。

運動をするだけで「1日スマホいじってるだけで終わってしまった」「無駄な時間を使ってしまった」ということが無くなるのですから、これを取り入れない手はないですよね。

知識を入れた後は、行動するのみです。ここで行動できた人だけが、スマホに乗っ取られない良い人生を歩むことが出来ます!

みなさんも、ぜひ行動を起こして人生を変えていきましょう!

この記事はこれで終わりです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

では、また!

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